KOSAKU SUGIURA

お味噌は食べる日焼け止め!?
体の内から美白をサポート

記事画像 リサイズ (6).png__PID:32c58a29-3874-477f-bd75-58e68b9bc9a9

調味料の「さ・し・す・せ・そ」の「そ」として日本の食文化を古くから支えてきた「お味噌」 じつは、美肌と美白を叶える栄養素たっぷりのスーパーフードだということをご存知でしょうか?

最新の研究で、お味噌に含まれる「遊離リノール酸」(ユウリリノールサン)が、高級化粧品にも匹敵する美白効果があることが分かってきました!

毎朝一杯の味噌汁が、夏の紫外線ダメージや、冬のうっかり日焼けをなかったことに!?
食べなきゃ、飲まなきゃ、もったいない!
日本人のソウルフードである「お味噌」の秘めたる美白パワーをご紹介します!

目次

  • お味噌の栄養。日本が誇る元祖スーパーフード!
  • お味噌誕生の歴史。じつは日本が起源じゃない!?
  • お味噌を食べると美白になる!?
  • 美白だけじゃない!お味噌に秘められた数々のスキンケア効果
  • 15/e organicおすすめのお味噌!

1.お味噌の栄養。日本が誇る元祖スーパーフード!

記事画像 リサイズ (7).png__PID:8a293874-177f-4d75-98e6-8b9bc9a96d62

お味噌とは、主原料である大豆を微生物の力で発酵させた食品です。
その栄養価も非常に高く、健康維持に不可欠な必須アミノ酸9種類のすべて、またビタミン、食物繊維、イソフラボン、カリウム、マグネシウム、炭水化物などの多くの栄養素が含まれています。

まさに、”元祖スーパーフード” として、昔からいまに至るまで愛される和食の代表調味料です。

2.お味噌誕生の歴史。じつは日本が起源じゃない?!

pixta_106733672_M.jpg__PID:bd7558e6-8b9b-49a9-ad62-1ae69ad1c2de

お味噌の知られざる「美白効果」のご紹介の前に、
お味噌についてより深く知るために、まずは、その歴史をひも解いていきます。 

その起源は、「中国」「日本」「韓国」という3つの説があるようです

①「中国」であるとされる説
さかのぼること紀元前700年…古代中国の王朝の周の時代の古文書「周礼(しゅうれい)」に記された「醤」とされています。
当時の「醤」は、獣肉や魚肉をたたき潰したものを雑穀の麹と塩・酒を混ぜ、壷に漬け込んで熟成させたもので、いまで言うソースや醤油のような使い方をしていたようです。のちの紀元前1世紀頃になると、大豆や雑穀と塩を発酵させた「豉(し/くき)」が登場します。

②「日本」であるとされる説
紀元前131世紀(13100年)~紀元前10世紀(10000年)ごろの縄文時代の日本にあった、どんぐりで作った「縄文みそ」が世界初のお味噌とされる説もあります。
そして、先述の中国の “醤” が、飛鳥時代から奈良時代ごろの遣唐使により稲作や仏教という中国文化とともに日本へ伝えられたことをきっかけに、現代の日本独自のお味噌へ形を変えていったのではないかとも考えられています。

③「韓国」であるとされる説
大豆原産国である韓国であるという説もあります。韓国の古書「朝鮮食物誌」(鄭大聲著)には、「大豆を原料としたみそや醤油の原型は朝鮮半島から来た」と記され、平壌市のナムギョンとピョデで発掘された遺跡からも、紀元3000年中盤の古代朝鮮の時代のものとされる大豆が発見されています。
そして平壌中部地方では、”韓国のみそ汁” が約1500年以上も前から親しまれているという食文化の歴史記述もあり、これが大豆を使ったお味噌の起源とも言われています。

どの説を起源とするかの真偽はいまも分かってはいませんが、
いずれにしても、お味噌の起源は日本の周辺アジア圏で生まれ、発酵食品として、アジアの人々の食文化を今にいたるまで支えてきたことは間違いありません。

3.お味噌を食べると美白になる!?

記事画像 リサイズ (9).png__PID:58e68b9b-c9a9-4d62-9ae6-9ad1c2deef32

日本食の基本調味料として、昔から愛され、親しまれてきたお味噌。
元来、農耕民族であり穀物主食が中心だった日本人にとっての重要なたんぱく源として、その食文化に深く根付いてきました。 
しかし近年の研究により、その栄養価は単なる豊富なタンパク質の補給源以上の美容効果があることが分かったのです。

 それが、お味噌独自の美白に導く栄養成分遊離リノール酸」(ユウリリノールサン)です!

「遊離リノール酸」とは、お味噌の原料の大豆に多く含まれている「リノール酸」が微生物による発酵の過程で変化したものです。
この「遊離リノール酸」には、色素細胞のメラノサイトを活性化させるチロシナーゼという酵素の生成を抑制する効果があることが、近年の研究により発見されました。色素細胞のメラノサイトを活性化させないことが、しみの原因となるメラニンの生成を抑えることに繋がります!
この研究で高級化粧品に配合される美白成分 “アルブチン” にも匹敵する美白効果を発揮することが分かったのです。

つまりお味噌は、食べることで体の中から美白へ導いてくれ、肌を黒くするメラニンの合成を抑制しながら白い肌を保ってくれるのです。

4.美白だけじゃない!
お味噌に秘められた数々のスキンケア効果

お味噌には、イソフラボンやアミノ酸、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、ナトリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、食物繊維など、数多くの美容に効く栄養成分が含まれています。
たとえばイソフラボンには、肌細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑えてくれる効果があるので、若々しさや美しさへ導く手助けをしてくれます。

このようにさまざまな成分が含まれる「お味噌」には、じつは美白効果以外にも、たくさんの肌に嬉しい効果があるのです。

1.乾燥肌の改善

記事画像 リサイズ (10).png__PID:8b9bc9a9-6d62-4ae6-9ad1-c2deef324988

お味噌の発酵をもたらす糀(こうじ)には、肌のうるおいに必要なセラミドの合成を活性化させることが分かっています。 
糀が、セラミド合成酵素(βGCase)に働きかけ、肌のセラミド量とバリア機能を高めることで肌の水分量が保たれ、乾燥や肌荒れから肌を守ってくれるのです。

2.アンチエイジング効果

記事画像 リサイズ (11).png__PID:c9a96d62-1ae6-4ad1-82de-ef3249889410

お味噌に豊富に含まれるビタミンEや褐色色素、サポニンなどには、強力な抗酸化作用があります。
紫外線やストレス、加齢によって肌細胞が酸化ダメージを受けることで、シミやしわなどの肌老化トラブルを引き起こすので、それを、お味噌が守ってくれるのです。

3.整腸作用

記事画像 リサイズ (12).png__PID:6d621ae6-9ad1-42de-af32-498894100cd3

お味噌に含まれている大豆由来の食物繊維は、水溶性と不溶性をバランス良く、かつ豊富に含むので、便通を促して腸内の有害物質の蓄積を防いでくれます。
便秘は、残留する有害成分によって吹き出物や肌荒れを引き起こす原因となるので、それをお味噌が一掃してくれるのです!

5.15/e organicおすすめのお味噌!

【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌
【ここく】麦味噌

【ここく】麦味噌

¥980

商品紹介

おいしいが一番!
味わい深いおはなしが
ぎゅっと詰まった在来味噌

麦味噌の原料となる麦・大豆は、県内を歩き回り奇跡的に出会えた古くから伝わる在来種。無農薬・無肥料の自然栽培で、手間をかけて育てたものです。

沖の黒潮を、薪で炊いた自家製塩
最もコストダウンを図ることができる塩についても、妥協したくないので自分たちで作っています。港を船で出港し、沖に流れる黒潮を汲み上げたらそのまま平釜へ。もっとも効率の悪い方法ですが、最も美しい海水のミネラルバランスの塩。尖りエグミがないのはもちろんのこと、旨味が口に残る最高の塩で仕込みました。

無添加・非加熱 生きた酵母・活きた酵素
酒精を添加して殺菌した味噌は「無添加」が流行ることにより売れなくなり、代わりに加熱殺菌されたお味噌が主流になりつつあります。しかし残念なことに、加熱殺菌したお味噌は発酵食品の良さである酵素が不活性化してしまっています。ここくの味噌は添加物は不使用なのはもちろん、加熱殺菌もしていません。酵母菌が生きて、酵素も活きている昔ながらのお味噌です。

操業80年の老舗醸造所にて製麴
自然栽培で育てた在来種の裸麦を、地元で古くから愛されている金子醸造さんの手により麦麹に。むかしながらのもろぶた製法で作られた麦麹の香りをお楽しみください。

香りの麦味噌、コクの米味噌
九州をはじめとする西日本の麦味噌文化は香りを大切にしています。その香りは熟成が3ヶ月をすぎると急激に落ちていくため、麦味噌は熟成期間が短くなり、色が浅い味噌になります。1年以上熟成させてしっかりコクを出す米味噌とは違った品のある味。そのためグツグツ煮込んだり火を通したりするのはちょっともったいないかもしれません。生でそのまま食べたり、お水で溶いてサラダにかけたり、味噌汁でも火を止めてから溶き入れるようにしましょう。

【商品情報】

■名称:麦味噌

■原材料名:大豆、裸麦、塩

■内容量:500g

■賞味期限:ー

■保存方法:冷暗所にて保存

■原産国:宮崎県

■栄養成分表示:(100gあたり)/エネルギー198kcal, たんぱく質 9.7g,脂質 4.3g,炭水化物 30.0g, 食塩相当量 10.7g/五訂増補日本食品標準成分表より転載(推定値)

■ご注意:ー

商品ページへ
けんちゃん農園(ケンチャンノウエン) (合わせ麹)自然栽培味噌
けんちゃん農園(ケンチャンノウエン) (合わせ麹)自然栽培味噌

けんちゃん農園(ケンチャンノウエン) (合わせ麹)自然栽培味噌

¥1,620

商品紹介

けんちゃん農園で仕込んだ特別自然栽培味噌です。

農園を開く前から、無農薬無肥料の作物を作り、最高の味噌を作りたいという想いから、原料もすべて自家生産の味噌を販売してます。大豆は、けんちゃん農園で自然栽培で3年間種をつないだフクユタカと米麹、麦麹の原料の米と麦。すべて自然栽培の作物で作った味噌は、味がものすごくまろやかです。

【商品情報】

■販売者:けんちゃん農園
単身で熊本の地に農地を構える。 もともと健康サービス業に従事していたが、食を通じて、環境、健康を考え 「農を通じて未来の子供にきれいな地球を残す」をモットーに栽培。 土と腸はイコール、環境と健康もイコールを掲げ、自家採取で加工まで一貫して行なっている。

■名称:味噌

■原材料名:大豆(フクユタカ)米麹、麦麹、塩

■内容量:500g

■賞味期限:製造日から1年

■保存方法:冷蔵で保存してください。

■原産国:日本(宮崎県)

■栄養成分:パッケージに記載

■ご注意:ー

商品ページへ
丸玄(マルゲン) 甲州味噌
丸玄(マルゲン) 甲州味噌

丸玄(マルゲン) 甲州味噌

¥660

商品紹介

米麹・麦麹を半分ずつの割合で醸造され、菌がそのまま生きた豆味噌です。

【商品情報】

■販売者:丸玄
農業歴13年。慣行栽培を経て、農薬、肥料を使う事への疑問、罪悪感を感じ始めJA出荷を辞め、栽培、加工、販売を開始。 人にも自然にも優しくありたいをコンセプトに土を汚すことは、その土を食べる人間に…水を汚すことは、その水や水の生き物を食べたり飲んだりする人間に…やがて人に返ってくるということ。 地球を汚すことは人間を汚すこと未来の子供達に安心して暮らせる環境、食べ物を残したい思いが強い。

商品ページへ
八ヶ岳南麓ファーム(ヤツガタケナンロクファーム) 天然醸造 3年仕込み味噌
八ヶ岳南麓ファーム(ヤツガタケナンロクファーム) 天然醸造 3年仕込み味噌

八ヶ岳南麓ファーム(ヤツガタケナンロクファーム) 天然醸造 3年仕込み味噌

¥1,400

商品紹介

手作りで仕込み熟成された味噌。通常よりも塩分比率を低くし、米麹は通常より多く使用して作られています。

【商品情報】

■販売者:八ヶ岳南麓ファーム
野菜やお米などすべての農作物は、農薬や肥料を一切使わない“自然栽培農法”で生産されています。農業スクールや味噌づくり体験などイベントも活発に行なっている。

商品ページへ
【マルカワみそ】自然栽培玄米みそ 玄人
【マルカワみそ】自然栽培玄米みそ 玄人

【マルカワみそ】自然栽培玄米みそ 玄人

¥1,220

商品紹介

自然栽培玄米みそ 玄人(くろうと)
自然栽培原料で仕込んだ辛口の玄米味噌。気軽に玄米の栄養素を摂取する事が出来ます。

自然栽培の原料を使用していますが、有機JAS認証も取得した商品です。

自然栽培の玄米と自然栽培の大豆で『玄米みそ』を作りました。

玄米食の玄米食の人による玄米食のためのお味噌ということで、特にマクロビアンの方にお勧めのお味噌です。

麹にはもちろん自家採種の蔵付き麹菌を使用しています。

食塩はモンゴルの岩塩でもある天日湖塩を使用しております。

玄人(くろうと)味噌はこんな方にオススメです

白米を食べている方(簡単に玄米の栄養素を摂取する事が出来ます)
個性的なお味噌が好きな方
お味噌の香りが好きな方
自然栽培のお味噌をお求めの方
玄米の豊富な食物繊維、ビタミンB群が簡単に摂取する事が出来ます
玄米には便秘改善の効果も期待出来ますので、女性の方におすすめです。

『玄人(くろうと)』と名付けた理由
『玄人』と名付けたのには理由があります。

玄米食をされている方は、食に対して非常に高い意識をお持ちの方が多い傾向にあり、そんな食の玄人である方々にもぜひ召し上がって欲しいという想いから、このように名付けました。

『玄』という文字には、『赤、または黄をふくむ黒色』という意味や『老荘思想で説く哲理。空間・時間を超越し、天地万象の根源となるもの』『微妙で奥深いこと。深遠なおもむき』などいろんな意味があります。

決して派手できらびやかではないのですが、じっくりと醸されている玄人好みの味噌、そんな意味合いがあります。

玄人みそを使ったレシピについて
玄米味噌の特徴を活かしたお味噌の料理レシピをご紹介させていただきます。

玄米味噌は個性的なみそなので、みそ汁にした時に一番違いが分かります。
みそ汁関連の料理に最適なので、皆様も興味が有る方はぜひお試し下さい。

【商品情報】

■名称:味噌

■原材料名:・自然栽培大豆(国産) ※時期により産地が変わります。
 産地は「北海道産、千葉県、福井県」のいずれかです。
・自然栽培玄米(国産) ※時期により産地が変わります。
 産地は「宮城県、新潟県」のいずれかです。
・食塩(天日湖塩)

■内容量:400g

■賞味期限:7ヶ月

■保存方法:直射日光を避け、冷暗所保管

■原産国:福井県

■栄養成分表示:栄養成分表示(100g当たり) エネルギー 178 たんぱく質 10.8 脂質 5.9 炭水化物 20.3 食塩相当量 12.7※本商品は木桶で熟成させております。商品製造時にフィルターを通しておりますが、万が一、木くずを発見された場合には弊社までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

商品ページへ

まとめ

  • お味噌に含まれる美白に導く栄養成分「遊離リノール酸」
  • さらに数十種類のスキンケア成分まで
  • お味噌を食べて体の中から美肌を目指す!

日本の食に、まるで家族の一員のようにいつもそこに居たお味噌。
中国、日本、韓国の長い歴史という ”発酵” がもたらした、そのひとさじに秘められた美白パワーで、カラダの中から透明感のある白肌を目指しましょう♪

この記事を書いた人

slider01_0001.jpg__PID:598383d8-c4fb-4423-9cf5-3476e6cbb88b

KOSAKU SUGIURA
15/e organic 管理栄養士

フィフティーンオーガニック表参道店に店運営全般を担当栄養成分の知識と商品の知識に当店の誰よりも深い知識を持っています!一人でも多くの人にオーガニックの良さが伝わるような接客を心がけています!