監修 : 管理栄養士 HISAO
味噌の健康効果とは?冬にうれしい温活・免疫サポートの理由
毎年冬になると、風邪をひいてダウンしてしまうという方もいるでしょう。
肌寒い季節になると気になるのが、手足の冷えや風邪などの感染症です。
国立健康危機管理研究機構の調査によると、風邪症状を総称した「急性呼吸器感染症」の報告数は、2025年10月上旬において約23万件に上りました。
冬はウイルスが活発になる季節だからこそ、体の内側からのケアが大切です。
そこでおすすめなのが「味噌」です。
味噌は、腸を整える発酵食品として知られるだけでなく、カラダを内側から温める“温活食材”でもあります。
今回は、そんな味噌がもつ健康効果を「腸活」と「温活」という2つの視点からご紹介します。

- 発酵食品「味噌」の持つ健康効果
- 味噌が温活と免疫力アップに役立つ理由
- おすすめの味噌と取り入れ方のコツ
目次
- 味噌の基本を知ろう~種類による特徴について~
- 味噌に含まれる健康成分を解説
- 生きた菌を取り入れられる!15/e organicの自然派味噌
- 飽きずに楽しめる!温活にぴったりな味噌の取り入れ方
味噌の基本を知ろう~種類による特徴について~

味噌を選ぶ際、スーパーに多くの種類が並んでおり、どれにしようか迷ったことはことはありませんか?
ここでは、味噌の種類による違いについて解説します。
味噌はどうやってできているの?
味噌は、大豆を主原料とし、米または麦の麹と塩を加えて作られる発酵食品です。
味噌は次の流れで作られます。
- 大豆を柔らかくなるまで煮る、または蒸す
- 米や麦、玄米などの原料を蒸し、麹菌を加えて発酵させ、麹をつくる
- 煮た大豆を潰し、麹と塩を混ぜ合わせる
- 混合したものを容器に詰め、数ヶ月〜数年かけて発酵・熟成させる
麹菌による発酵では、米や麦、大豆に含まれるデンプンやたんぱく質が分解され、アミノ酸や糖が生成されます。これらが酵母の栄養源となり、酵母の働きでアルコールが生まれることで発酵がさらに進み、味噌特有のうま味や香りが育まれます。
味噌の種類による特徴
味噌は使用する原料によって色や味わいが変わり、地域ごとに親しまれている味噌の種類にも特徴があります。
米味噌
大豆に米麹と塩を混ぜて発酵させたものを「米味噌」といいます。全国で最も広く生産され、代表的なものに信州味噌があります。
米味噌は塩分濃度によって次の3つに分類されます。
- 甘味噌(塩分5~7%)
- 甘口味噌(塩分7~13%)
- 辛口味噌(塩分11~13%)
旨味・甘味・香りのバランスがよく、味噌汁をはじめ幅広い和食に使われる万能な味噌です。
麦味噌
大豆に麦麹と塩を混ぜて発酵させたものが「麦味噌」です。主に九州・中国・四国地方で生産され、地域色の強い味噌として知られています。代表的なものに九州麦味噌があります。
熟成期間は2〜6か月と比較的短く、麹歩合が高いものは甘味と麦の香りが際立ちます。塩分濃度はおおむね10%前後(地域差あり)。味噌汁、酢味噌、和え物などに使える万能な味噌です。
豆味噌
大豆に麹菌をつけてつくる豆麹に塩を加え、発酵・熟成させたものを「豆味噌」といいます。東海地方で主に使用され、代表的なものに八丁味噌があります。
2年以上の長期熟成により、黒みのある赤褐色となり、濃厚な大豆のうま味と深いコクが特徴です。塩分濃度は10〜12%と比較的高めで、田楽味噌や煮込み料理など、しっかりとした味付けの料理と相性が良い味噌です。
玄米味噌
玄米・大豆・塩を原料とし、麹に白米ではなく玄米を用いてつくられるのが「玄米味噌」です。
玄米由来の食物繊維・ミネラル・ビタミンを含み、深いコクがありながらも複雑な風味が特徴です。塩分濃度は約8〜12%で、発酵熟成の度合いや原材料により味わいや食感が変化します。
また、白米で作る米味噌よりも栄養価が高いため、健康志向商品としても注目を浴びています。
味噌のおいしさが生まれる理由
味噌はシンプルな原料で出来ているとは思えない、複雑なうまみや甘味、コクを感じる調味料です。
その秘密は、麹菌や酵母の「発酵と熟成」が関係しています。
発酵の過程で麹菌や乳酸菌などの微生物が働き、大豆のたんぱく質がアミノ酸に分解されます。それにより、うまみや甘味が増しているのです。
そして、時間をかけて熟成させることで、甘みやうまみに加えてコクや芳醇な香りがもたらされます。
味噌に含まれる健康成分を解説

味噌は、おいしさだけではなく、健康をサポートしてくれる成分を豊富に含む調味料です。
ここでは、味噌が健康を支える理由を解説します。
大豆のイソフラボンの効果
味噌は、同様に大豆を原料として作られる醤油と比べると、大豆イソフラボンを多く含んでいます。
その量は、それぞれ100gあたりの平均値で表すと、醤油は1mg、味噌は59.1mgと圧倒的な差です。
イソフラボンの構造は、女性ホルモンのエストロゲンに似ていることから、閉経後の骨粗鬆症予防に役立つことが期待されています。
整腸作用や女性ホルモンのような働きをすることから、健康が気になる女性には欠かせない調味料です。
腸活に役立つ理由
味噌に含まれる麹菌や乳酸菌は、腸内の善玉菌である「プロバイオティクス」の1種です。
プロバイオティクスは、腸内環境を整えるサポートをする成分として注目されています。
味噌は、麹菌、乳酸菌、などの複数種類のプロバイオティクスを取り入れられる「腸活食品」といえるでしょう。
寒い時期の温活としても効果的
寒くなってくると、温かい汁物を飲みたくなりませんか?日本で古くから親しまれている味噌汁は、体を内側から温めてくれる温活メニューの代表です。
腹巻や靴下などで防寒することも大切ですが、温かい食べ物をとることで胃腸から温めることができます。
味噌汁は色々な具材で作れるため、飽きにくく、継続した温活に役立つでしょう。
生きた菌を取り入れられる!15/e organicの自然栽培味噌

味噌の健康効果を十分に得たい場合は、味噌の選び方も大切です。
市販の味噌の多くは、輸入した海外産の大豆を使用しており、人工的に加温して発酵を早めることで短期間で大量生産されています。
人工的に加温して作られた味噌は、酵母や乳酸菌が失われやすく、発酵食品としての利点が薄れてしまうのです。
15/e organicでは、無農薬・無肥料の自然栽培で育てた「体にやさしい原材料」を使った味噌を取り扱っています。
原材料はもちろん、製造方法にもこだわっており、ゆっくり時間をかけて発酵させ、加熱殺菌を行わない製法で仕上げるため、生きた酵素・酵母が残った昔ながらの味噌です。
こだわりの原材料と製法で作った味噌は、栄養価の高さに加えて、凝縮されたうま味と香りの良さに定評があります。
ちいさなお子様からご高齢の方まで、家族みんなが安心しておいしく召し上がれる「体にやさしい温活味噌」をぜひお試しください。

飽きずに楽しめる!温活にぴったりな味噌の取り入れ方

味噌は汁ものだけでなく、様々なメニューをおいしく仕上げる調味料です。
「味噌汁以外の味噌の使い方が分からない」という方へ、おすすめの方法を3つ紹介します。
食材を柔らかくし風味を増す「味噌漬け」
チルド品でよく見かける肉や魚などの味噌漬けは、家庭でも作ることができます。
味噌漬けにすることで、以下の3つの嬉しい効果が得られます。
- 保存性が高まる
- 味が染みこむ
- 肉や魚をやわらかくする
冷凍保存もできるため、作り置きメニューとしてもおすすめです。
おいしく温活効果をアップするならしょうが麹をプラス
【けんちゃん農園】しょうが麹

管理栄養士ポイント!
体を温める効果をアップしたい場合は、しょうが麹と味噌の組み合わせがおすすめです。
しょうがに含まれる成分「ジンゲロール」には、血行を促して体を温める働きがあります。
しょうがと麹だけで作られた15/e organicのしょうが麹は、余分な塩や砂糖を含まないため健康が気になる方にぴったり。
いつもの味噌汁の仕上げに加えるだけで、手軽においしく温活できますよ。
おすすめ万能調味料「大葉味噌だれ」
焼いた魚や肉のタレ、おにぎり、鍋など幅広いメニューに合う万能調味料「大葉味噌だれ」のレシピを紹介します。
砂糖を使わないレシピのため、辛味噌よりもまろやかな甘みを持つ甘味噌や麦味噌がおすすめです。
材料(8人分)
- みそ:大さじ4
- みりん:大さじ4
- 大葉:10枚
作り方
- 大葉は洗ってキッチンペーパー等で水気を切り、茎を切り落としてみじん切りにする。
- 1を中火にかけたフライパンで乾煎りし、皿に取り出す。
- みりんをフライパンに入れ、中火で火にかける。沸騰したら弱火で1分ほど煮立たせる。
- みりんが冷めたら大葉と味噌を混ぜ合わせる。
ぜひ、こちらのレシピもお家で試してみてください!
まとめ
- 味噌は1つでシンバイオティクスになる腸活食品
- 味噌の腸内環境改善効果と温活で免疫力をアップ
- 15/e organicの味噌としょうが麹を取り入れて腸活&温活を始めましょう
店舗情報
15/e organic 表参道店
自然栽培の食品と天然由来100%のコスメ・サプリだけを厳選したオーガニックスーパー。
管理栄養士・栄養士が暮らしに寄り添ったオーガニックライフをご提案いたします。
- 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目42-1
- アクセス:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」B2出口より徒歩5分
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:年末年始
【記事の監修】

15/e organic
管理栄養士
HISAO
フィフティーンオーガニックで管理栄養士×ライターを担当。
オーガニックの魅力をはじめ、日々の生活に役立つ健康・栄養情報を発信しています。読者の皆様が1つでも、「そうなんだ!」という新しい気付きや発見のある記事をお届けします!




