監修 : OKAYU

注目を集める「古代米」とは?健康へのメリットやおいしい炊き方も解説

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現代のお米のルーツとされる「古代米」。

その鮮やかな色だけでなく、栄養価の高さからも注目を集めています。

この記事では、古代米の種類や特徴、健康に期待できる効果について解説し、おいしい炊き方を紹介します。

目次

  • 古代米とは
  • 古代米の種類と特徴
  • 古代米に期待できる健康へのメリット
  • 古代米のおいしい炊き方
  • 15/e organicの古代米で手軽に栄養成分をプラス!

古代米とは

かえるすたるの古代米畑の稲穂(緑米・赤米・黒米)

古代米とは、昔の稲にみられた特徴をもつお米です。

米粒に色がついており、その色から赤米や黒米、緑米などと呼ばれています。

かつては広く栽培されていましたが、次第に栽培量が減少していきました。

しかし、栄養価の高さが評価され、近年あらためて注目を集めています。

古代米の種類と特徴

古代米の種類と特徴(赤米・黒米・緑米)

ここからは、古代米として主に流通している赤米・黒米・緑米について、それぞれの特徴を解説します。

赤米

赤米は、玄米が赤褐色であるお米です。

この色は、米粒の表面にある糠(ぬか)に含まれる色素成分「タンニン」によるものです。

野生の稲の多くが赤米であることから、現在私たちが食べている白米のルーツは赤米であると考えられています。

赤米は玄米の状態で炊飯するため、玄米特有のビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分を摂取できます。

白米よりも粘りが少なく、あっさりしているのが特徴です。

また、タンニンは渋味成分でもあるため、赤米を食べるとほのかな渋みを感じることがあります。

黒米

黒米は、玄米の色が黒いお米です。

米の糠に色素成分「アントシアニン」を含んでおり、少し精米すると紫色になることから、黒米は紫米や紫黒米と呼ばれることもあります。

黒米も玄米の状態で食べるため、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分を多く摂取できます。

また、お米には粘りが少ない「うるち米」と、もちもちとした食感がある「もち米」がありますが、黒米の多くがもち米です。

そのため黒米を食べると、もっちりとした弾力のある食感を楽しめます。

緑米

緑米は、玄米が緑色をしているお米です。

この色は、植物の葉緑体にも含まれる色素成分「クロロフィル」に由来します。

緑米も玄米のまま炊飯するため、白米よりもビタミンやミネラル、食物繊維などを多く摂取できることが特徴です。

また、緑米のなかには、糠に香り成分を含む「香り米」と呼ばれるものもあります。

緑米はもち米であるため、もっちりとした食感が特徴です。

ネパールやラオスなどのアジアの国々では多く栽培されていますが、国内での生産量はとても少なく、「幻の米」とも呼ばれています。

古代米に期待できる健康へのメリット

古代米に期待できる健康へのメリット

ここでは、古代米に期待できる健康へのメリットについて、成分ごとに解説します。

タンニン

赤米の色素成分であるタンニンは、ポリフェノールの一種です。

ポリフェノールに期待される作用のひとつが、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用です。

活性酸素は酸素の一部が変化した物質であり、増えすぎると生活習慣病や老化、免疫機能の低下を引き起こす可能性があります。

ポリフェノールを摂取すると、活性酸素の影響から体を守る効果が期待できるため、健やかで若々しい体を維持したい方には赤米がおすすめです。

アントシアニン

黒米の色のもとになるアントシアニンも、ポリフェノールに分類される成分です。

そのため、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑える効果が期待できます。

さらに、アントシアニンは眼精疲労の緩和にも作用すると考えられています。

目の疲れが気になる方は黒米を取り入れてみましょう。

クロロフィル

緑米に含まれるクロロフィルもポリフェノールであるため、抗酸化作用が期待できます。

さらに、クロロフィルは血中コレステロールを低下させる作用があると考えられています。

したがって、血中コレステロールの値が高めの方は、緑米を選ぶとよいでしょう。

古代米のおいしい炊き方

古代米のおいしい炊き方

古代米を炊くときのポイントは、次の3つです

  • 白米と混ぜて炊飯する
  • 洗いすぎない
  • しっかり浸水させる

古代米に含まれるポリフェノールは植物の渋味成分でもあるため、白米と混ぜて炊飯すると食べやすくなります。

白米1合に対して、古代米大さじ1が割合の目安です。

健康効果が期待できる古代米の色素成分は、米の表面にある糠に含まれます。

そのため、古代米を洗いすぎると糠が落ちて、色素成分も失われてしまいます。

古代米はさっと軽く洗う程度にして、あとから白米に混ぜましょう。

また、古代米は玄米の状態で炊くため、浸水時間が短いと消化しにくくなります。

1〜2時間は浸水させてから炊飯しましょう。

15/e organicの古代米で手軽に栄養成分をプラス!

15/e organicの古代米で手軽に栄養成分をプラス!

ご飯に古代米を加えるだけで、毎日の主食に栄養成分をプラスできます。

古代米の安全性にも気を配りたい方には、15/e organicがおすすめです。

15/e organicでは取り扱う商品に厳しい基準を設けており、農薬・化学肥料不使用の食材を厳選しています。

手間暇かけて作られた15/e organicの古代米を取り入れて、健康的な食生活を目指しましょう。

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【記事の監修】

15/e organic栄養士 OKAYU

15/e organic
栄養士
OKAYU

フィフティーンオーガニック表参道店でコスメや食品の接客を担当。

「一人でも多くの方に健康と美しさを届けたい」 その思いを胸に、15/e organicで活動しています。栄養や美容に関する知識を活かし、皆さまに安心してご使用いただける製品を提供し、健康的な美しさを全力でサポートさせていただきます。

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