監修 : 管理栄養士 SUGI

シナモンで若返り!?
毛細血管からしみ・シワ・たるみ撃退!

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ほんのり甘く、どこか懐かしい独特の香り…
アップルパイ、チャイの香りにかかせないスパイス、「シナモン」。

しかし、その芳醇な香りだけではなく、古くから漢方薬としても重宝され、カラダに嬉しい効果がたくさんあるのです!
さらに「食べる美容パウダー」として、憎き三大肌悩み”しみ シワ たるみ”を撃退してくれる成分が含まれていることも最近分かってきました。

今回は、その効果・効能と、注意すべき摂取量・副作用、そして上手にシナモンを食生活に取り入れる美活レシピを紹介します!

目次

  • 「シナモン」とは?種類が3つある?
  • 「カシア・シナモン」には副作用がある?
  • シナモンで若返り?!驚くべきアンチエイジング効果!
  • 毎日の食事にシナモンひとふり♪手軽に美肌&アンチエイジング術
  • 15/e organic厳選の商品をご紹介!

「シナモン」とは?種類が2つある?

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シナモンとは、クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたもので、インドやインドネシア、中国南部、スリランカなどでも生産されています。
漢方では「桂皮(ケイヒ)」と呼ばれ、古代からアジアや地中海地方では血行を助ける生薬としても利用されてきました。

シナモンには大きく分けて、スリランカ原産の「セイロン」と中国原産の「カシア」の2種類があります。
これらは原産国だけではなく、香りや風味、そして成分にも違いがあります。

セイロン」は、皮が薄く、品のある繊細な香りで穏やかな清涼感、そしてマイルドな風味があります。
一方「カシア」は、肉厚で、濃厚でより甘く、独特なピリッと刺激的な強い香りがします。

また、日本でも古くから「ニッキ」の呼称で親しまれていたシナモンもあり、これは樹皮ではなく、日本産のクスノキ科のニッケイの根の皮から作られたものです。

ニッキは、シナモンのよう甘い香りはしますが、爽やかで強い辛みがあります。
このニッキを使った代表的な日本のお菓子として、八つ橋が知られています。

シナモンもニッキも「クスノキ科ニッケイ属の植物」という点では"同じ"ですが
・シナモンは「セイロンニッケイ」や「カシア」という品種の樹皮から加工したスパイス
・ニッケは「ニッケイ」や「シナニッケイ」の根皮を加工したスパイス
という点で異なります。

このように、「樹皮か根か」「産地の差」「甘い香りが強いか」「辛みの強さ」それぞれの差によってお菓子に入れたり、スパイスにするなど使い分けをします。

「カシア・シナモン」には副作用がある?

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カシア”シナモンには、肝臓に障害を引き起こす有毒なクマリンと呼ばれる化学物質が含まれていることが分かっています。

ほとんどの場合、シナモンは香り付けほどの微量な使用量なので、通常の食生活で”カシア”シナモンを摂取しても、深刻な問題を引き起こすほどの大量のクマリンを摂取することはありません。
クマリンの1日の耐容摂取量は、体重の約0.1mg/kgとされ、”カシア”シナモンを1日あたり小さじ1杯以上を食べてしまうと、その制限値を超えてしまいます。

(体重60kgの大人で1日当たり2g未満(小さじ1弱) 体重15kgの子どもで1日当たり0.5g未満※1)

参考:食品安全関係情報詳細

ですので、”カシア”シナモンをサプリメントのように一度に多量に摂取することはおすすめできず、特に肝疾患を有する場合は、摂取量も含め、長期摂取する際は注意が必要です。
安心してシナモンを日常に取り入れたい方は、少々値は張りますが、「”セイロン”シナモン」のほうを選んでいただくのがおすすめです。

シナモンで若返り?!驚くべきアンチエイジング効果!

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シナモンは、古くから漢方薬としても利用され、カラダの調子を整える効果があるとされています。
その主な栄養素は、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナイアシン、鉄など、ヒトのカラダに必要な栄養素が豊富です。

またシナモンには、この他にも「シンナムアルデヒド」や「プロアントシアニジン」といった美容と健康にうれしいスペシャル成分が含まれていることが分かっています。

シンナムアルデヒド」が気になるシワ、たるみを解消!?

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シナモンにはさまざまなミネラル、ビタミンの他に、シンナムアルデヒドという成分が微量に含まれており、これは毛細血管を作る物質を活性化する働きがあると言われています。

毛細血管は、ヒトのカラダのいたる所の、すみずみまで血液と栄養素を届ける役割があります。
つまり毛細血管の健康=全身の美容と健康の維持につながります。

特にシワやたるみの気になる目元や口元は、カラダの中でもより細く細かい血管がめぐっており、シナモンで毛細血管を丈夫にすることで、年齢とともに増えるお悩み、エイジングサインの予防にもつながります。
また末端の血管を丈夫にし、血流が改善することで、女性の大敵「冷え性」の改善にも効果があります。

シミも解消!?
ダントツの抗酸化ポリフェノール「プロアントシアニジン

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シナモンには、ポリフェノールの中でも最も抗酸化作用が強いと言われるプロアントシアニジンが含まれています。
(このプロアントシアニジン、クローブやオレガノなど他26種類のスパイスとの比較実験でも、シナモンが最高の抗酸化作用を示したそうです! )

多くの年齢肌で増えてくるシミは、紫外線、喫煙、大気汚染物質、ストレス、過度な運動などの日常生活で生じる酸化ダメージによって肌が酸化し、悪化していきます。
現代人の過酷な酸化ストレスにも負けない強力な抗酸化力を有する「プロアントシアニジン」が含まれるシナモンを日々上手に摂ることで、アンチエイジングな美肌づくりにも役立ちます。

毎日の食事にシナモンひとふり♪
手軽に美肌&アンチエイジング術

たくさん美容にうれしい効果が含まれるシナモン。
毎日のレシピに上手に取り入れることで、毎日の食事がささっと手軽に“食べる美容液”に大変身。
その簡単な活用法を紹介します!

「シナモンコーヒー」

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作り方は簡単。
温かいコーヒーを淹れて、シナモンパウダーを振りかけるだけ。
シナモンスティックを浸してかき混ぜれば、より贅沢にシナモンの香りも栄養も摂れるカフェ風の飲み方もオススメです!

「スープに、ポテトサラダに、じゃがいも料理にプラス!」

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シナモンの芳醇な香りは、もったりと重みのあるうまみのあるじゃがいも料理と相性抜群!
いつものごはんが、まるでレストランで食べる深みのある味わいに変身します。 
シナモンにはカラダを温める効果もあるので、特に秋や冬といった寒い日の食事にオススメです。

15/e organic厳選の商品をご紹介!

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まとめ

  • 香りや風味で使い分け、あなた好みの「シナモン」を
  • “シンナムアルデヒド“で、シワ・たるみのない美肌へ
  • “プロアントシアニジン“で、いつまでもサビないカラダと肌づくりを

スイーツのおいしい香りの代名詞「シナモン」その種類や、食べる美容パウダーとしてのアンチエイジング効果を上手に活用して、いつまでも老けないマイナス10、20歳のワタシを目指していきましょう♪

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【記事の監修】

15/e organic管理栄養士 SUGI

15/e organic
管理栄養士
SUGI

フィフティーンオーガニック表参道店に店運営全般を担当栄養成分の知識と商品の知識に当店の誰よりも深い知識を持っています!
一人でも多くの人にオーガニックの良さが伝わるような接客を心がけています!

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