監修者 : 管理栄養士 HISAO
ミネラルウォーターと天然水の違い|自分に合う水の選び方を解説
ミネラルウォーターを選ぶときに、「天然水と何が違うの?」「硬水と軟水の違いは?」と迷った経験はありませんか。
どれも同じように見えて、ミネラルウォーターにはそれぞれ異なる特徴があります。
美容や健康のために「自分に合う水」を選びたいのであれば、水の違いを理解することが大切です。
この記事では、ミネラルウォーターの種類や天然水との違いを解説し、目的に合う水の選び方を紹介します。

- ミネラルウォーターと天然水の違い
- 硬水・軟水とは何か
- 生活シーンに合った水の選び方
水の種類や特徴を知り、暮らしに合う1杯を選べるようになりましょう。
目次
- 知っておきたい水の種類
- 意外と知らない?ミネラルウォーターの「硬度・pH・安全性」
- 水の特徴に合わせた、暮らしの中での使い方
- あなたの生活に寄り添う、15/e organicおすすめの天然水
- ミネラルウォーターと天然水の違いを理解して、自分に合う水を選ぼう
知っておきたい水の種類

ミネラルウォーターと一言で言っても、原水の違いや処理方法によっていくつかの種類に分けられます。
自分に合う水を選ぶヒントとして、種類や特徴を知っておきましょう。
ミネラルウォーターの種類と特徴
一般的に流通している飲料水は、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4種類に分類されます。
それぞれの特徴は次のとおりです。
| 名称 | 原水 | 処理方法 |
|---|---|---|
| ナチュラルウォーター | 特定の水源(※1)から採水された地下水 | 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない |
| ナチュラルミネラルウォーター | 特定の水源から採水された地下水のなかでも、鉱化(※2)されているもの | 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない |
| ミネラルウォーター | ナチュラルミネラルウォーター | 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外に、ミネラルの調整、ばっ気(※3)、複数のナチュラルミネラルウォーターの混合などが行われている |
| ボトルドウォーター | 上記3種類以外のもの | 処理方法の限定はない |
※1:安定した品質や量で供給できる地下水の水源
※2:地層に含まれるミネラルが溶け込むこと
※3:水や排水などに酸素や空気を供給して、水中の酸素濃度を増やすこ
原水とは、殺菌などの処理を加える前の、採取されたままの水のことです。
ボトルドウォーターは、地下水以外の河川の表流水、水道水、純水、蒸留水などが原水となります。
この分類から、より自然の状態に近い水は、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターであることがわかります。
ミネラルウォーターと天然水の違い
「天然水」という言葉もよく耳にしますが、実は明確な定義が存在します。
天然水は、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターのみを指し、これ以外の水を「天然水」と呼ぶことは認められていません。
水の分類表で示したとおり、「ミネラルウォーター」はミネラルの調整などの処理が行われた水を指します。
そのため、ミネラルウォーターと天然水を比べた場合、より処理が少なく自然の状態に近いものは天然水であるといえます。
意外と知らない?ミネラルウォーターの「硬度・pH・安全性」

水の味わいや飲み心地は、硬度やpHによって大きく変わります。
ここでは、硬度とpHの基本に加え、意外と知られていないミネラルウォーターの安全性についても解説します。
硬水と軟水の違い
水には硬水と軟水があり、この区別は「硬度」で判断します。
硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表す指標です。
硬水・軟水の分け方にはいくつかの説がありますが、硬度が100mg/Lよりも低いと軟水、高いと硬水とする方法が広く用いられています。
軟水はミネラルが少ないため口当たりがやわらかく、飲みやすいのが特徴です。
一方で、硬水はミネラルを多く含む分、口当たりが重く苦味を感じることがあります。
日本の水道水や天然水はほとんどが軟水ですが、ヨーロッパでは硬水が一般的です。
この違いは地形が関係しています。
日本は山から海までの距離が近く、傾斜が急なため、地下水がすばやく流れます。
地下水が地中にとどまる時間が短いことから、ミネラルの含有量は少なめです。
しかし、ヨーロッパは山と海が離れており、地下水は緩やかな斜面をゆっくりと流れます。
地中にとどまる時間が長くなることでミネラルが多く溶け込むため、硬度が高くなるのです。
ミネラルウォーターのpH
pHとは、酸性かアルカリ性かを示す指標です。
pH7が中性、7よりも低いと酸性、7よりも高いとアルカリ性になります。
ミネラルウォーターのpHは、水道水と同じ5.8〜8.6の範囲に収まるよう基準が設けられています。
これは、pHが大きく偏ると味などに異常を感じ、飲料水として適さなくなるためです。
この基準内であれば、味や安全性の面から一般的に安心して飲めるとされています。
天然水の安全性
ナチュラルウォーターやナチュラルミネラルウォーターは、最低限の処理しかされていないため、安全性が気になるかもしれません。
実際には、ミネラルウォーターは食品衛生法において規格基準が定められており、この基準を満たしたものだけが市場に流通しています。
そのため、未開封の状態であれば、安全性について心配する必要はありません。
ただし、天然水は水道水のように塩素消毒されていないことに注意が必要です。
開封すると雑菌が増えやすくなるため、封を開けたらできるだけ早めに飲み切りましょう。
水の特徴に合わせた、暮らしの中での使い方

水の種類ごとに適した使い方は、次のとおりです。
| 軟水の天然水 | 日常の水分補給、和食の調理、赤ちゃんやペットの飲用水、服薬 |
|---|---|
| 硬水の天然水 | ミネラル補給、洋食の調理 |
調理で軟水と硬水を使い分けると、料理の仕上がりに違いが出ます。
軟水は成分を引き出す力が強いため、昆布やかつお節からうまみをしっかり抽出できます。
ご飯をやわらかく炊き上げたいときも、軟水がおすすめです。
一方で、硬水を洋食の煮込み料理に使うと、肉のたんぱく質と水のカルシウムが結合してアクとなり、臭みが抜けやすくなると考えられています。
また、ミネラルはカラダに必要な成分ですが、多く摂り過ぎるとかえって負担をかけることがあります。
とくに赤ちゃんやペットが飲む水は、ミネラルが少なめの軟水がよいでしょう。
薬を飲むときも、ミネラルが薬剤の吸収を妨げないよう、軟水のミネラルウォーターを選びましょう。
あなたの生活に寄り添う、15/e organicおすすめの天然水

ミネラルウォーターには性質や特徴に違いがあり、目的に合わせて選ぶことで水の良さが最大限に発揮されます。
とくに毎日の水分補給は、飲みやすさや安全性が大切なポイントになります。
ここからは、15/e organicで取り扱っている厳選された水をご紹介します。
【純天然のアルカリイオン水】金城の華 (500ml/2L)

管理栄養士ポイント!
自然豊かな島根県金城(かなぎ)町で採水された地下水が使われている軟水です。
大きな魅力は、人間の体液や海水と同じ弱アルカリ性であること。
一般的なアルカリイオン水は、電気分解でpHを調整することがあります。しかし「金城の華」は、採水された時点でpH8.2〜8.6の弱アルカリ性です。
また、健康に影響を及ぼす可能性がある放射性物質や硝酸態窒素が、まったく検出されないことも特徴です。
【岩深水】岩深水 500ml/2L

管理栄養士ポイント!
「岩深水」は、井上長石鉱山から湧き出た湧水です。
超軟水でミネラル負担が少なく、消化・吸収がスムーズなため、体内の水分補給や代謝サポートに適しています。
また、胃腸への負担が少なく、食事やお茶、赤ちゃんのミルク作りにもおすすめ。
厚生労働省の定める水質検査を定期的に受け、徹底した衛生管理にこだわっています。
ミネラルウォーターと天然水の違いを理解して、自分に合う水を選ぼう
ミネラルウォーターや天然水は、原水や処理方法、硬度、pHなどの違いによって性質が大きく異なります。
これまで水の違いがわからなかった方も、この記事で紹介したポイントを押さえれば、自分や家族に合う1本を選べるようになるでしょう。
毎日の水分補給こそ、カラダに合う水を選ぶことが大切です。
水についての理解を深めながら、暮らしに寄り添う1本を取り入れてみましょう。
まとめ
- 飲料水はナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4種類に分類される
- 天然水はナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターのみを指し、ミネラルが調整されたミネラルウォーターとは別のものである
- 水の硬度やpHによって、味や飲みやすさ、どのような生活シーンに向いているかが変わる
店舗情報
15/e organic 表参道店
自然栽培の食品と天然由来100%のコスメ・サプリだけを厳選したオーガニックスーパー。
管理栄養士・栄養士が暮らしに寄り添ったオーガニックライフをご提案いたします。
- 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目42-1
- アクセス:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」B2出口より徒歩5分
- 営業時間:11:00~20:00
- 定休日:年末年始
【記事の監修】

15/e organic
管理栄養士
HISAO
フィフティーンオーガニックで管理栄養士×ライターを担当。
オーガニックの魅力をはじめ、日々の生活に役立つ健康・栄養情報を発信しています。読者の皆様が1つでも、「そうなんだ!」という新しい気付きや発見のある記事をお届けします!



