執筆者 : HISAO
監修 : 栄養士 : OKAYU
肌にやさしい日焼け止めの選び方|SPFやPAについても解説

日焼け止めを塗ったときに、肌がピリピリしたり、乾燥が気になったりした経験はありませんか?
敏感肌の方には低刺激の日焼け止めがおすすめですが、「紫外線をきちんと防げるのだろうか」と不安に思う方もいるでしょう。
実は、肌にやさしい紫外線散乱剤や、植物由来の保湿成分を取り入れた日焼け止めであれば、低刺激でも紫外線対策が可能です。
この記事では、肌への刺激を抑えながら紫外線を防ぐ日焼け止めの選び方や、効果を引き出す使い方、敏感肌の方でも安心して使えるアイテムを紹介します。

- 低刺激の日焼け止めでも肌を守れる理由
- 日焼け止めを選ぶときにチェックしたい3つのポイント
- 低刺激でも紫外線をしっかり防げる日焼け止めが見つかる場所
肌をいたわりながら紫外線のダメージを防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 低刺激の日焼け止めでも肌を守れる理由
- 肌へのやさしさ・防御力・機能性をチェック!日焼け止め選び3つのポイント
- 低刺激・高機能な日焼け止めは15/e organicで見つけよう
- 日焼け止めの正しい使い方
- 毎日使うからこそ、やさしさと守る力を両立した日焼け止めを
低刺激の日焼け止めでも肌を守れる理由

肌にやさしい日焼け止めでも十分に紫外線を防げる理由は、紫外線散乱剤や保湿成分を活用しているからです。
一般的な日焼け止めには、紫外線による肌ダメージを防ぐ成分として、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が使われています。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して肌への影響を防ぐ役割を果たします。
紫外線吸収剤として使用されている主な成分は、次の通りです。
- メトキシケイヒ酸オクチル
- ジメチルPABAオクチル
- T-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
一方で、紫外線散乱剤は紫外線を乱反射させて、肌に紫外線が当たるのを防ぎます。
次の成分が紫外線散乱剤として使用されています。
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
これらの成分のうち、紫外線吸収剤は化学反応を引き起こし、肌を刺激する可能性があります。
それに対して、紫外線散乱剤は化学反応を伴わないため、肌への刺激が少ないとされています。
さらに、保湿成分が配合された日焼け止めであれば、紫外線を防ぎながら肌のうるおいを保つケアも可能です。
このように、低刺激な日焼け止めは、決して紫外線から肌を守る力が弱いわけではありません。
紫外線散乱剤や保湿成分といった処方の工夫により、肌へのやさしさと紫外線を防ぐ力を両立しているのです。
肌へのやさしさ・防御力・機能性をチェック!日焼け止め選び3つのポイント

日焼け止めを選ぶ際に注目したいポイントは、肌へのやさしさ、SPFとPA、機能性の3つです。
日焼け止めに感じるお悩みに合わせて、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
肌へのやさしさで選ぶ
敏感肌の方には紫外線吸収剤が入っていない日焼け止め、乾燥肌の方は保湿成分を含む日焼け止めがおすすめです。
紫外線吸収剤は化学反応を起こして肌に刺激を与えるため、敏感肌の方にはあまりおすすめできません。
紫外線吸収剤を使用していなくても、紫外線散乱剤が含まれていれば、肌を守る力は十分に期待できます。
敏感肌の方は、紫外線吸収剤を含まない「ノンケミカル」の日焼け止めを選びましょう。
また、肌の乾燥が気になる方は、紫外線吸収剤不使用で刺激が少なく、保湿成分を配合した日焼け止めが向いています。
油分が多いミルクタイプやクリームタイプの日焼け止めも、乾燥肌の方にぴったりです。
SPF・PAで選ぶ
日焼け止めを選ぶ際は、「SPF」や「PA」の表示にも注目しましょう。
SPFとPAは、紫外線から肌を守る効果がどれくらいあるのかを示す指標のこと。
SPFはUV-B、PAはUV-Aに対する効果を示しています。
SPFは数値が大きいほどUV-Bを防ぐ効果が高く、50を超えるものは「SPF50+」と表示されるのが特徴です。
PAは「+」「++」「+++」「++++」の4段階あり、+が多いほどUV-Aに対する防御力が高くなります。
そのため、SPF50+やPA++++の日焼け止めを選べば安心だと思うかもしれません。
しかし効果が高い日焼け止めほど、肌にかかる負担が大きくなるおそれがあります。
大切なのは、日焼け止めを使用するシーンや目的に適した数値を選ぶことです。
たとえば、通勤や買い物など、日常的な利用シーンではSPF10程度、PA+が適しています。
屋外で軽くスポーツやレジャーを楽しむときは、SPF10〜30、PA++がおすすめです。
炎天下での外出やマリンスポーツをするシーンでは、SPF30〜50+、PA++〜++++を選ぶとよいでしょう。
機能で選ぶ
使い心地のよさや機能性も、日焼け止めを選ぶ際の大切なポイントになります。
たとえば、白浮きしにくい日焼け止めを選ぶなら、透明なジェルタイプがぴったりです。
ジェルタイプは塗り心地がさらっとしており、日焼け止めのベタつきが気になる方にもおすすめです。
伸びのよさを求める方には、肌になじみやすいローションタイプやミルクタイプが適しています。
また、一瞬で広い範囲に塗れるスプレータイプの日焼け止めもあります。
ほかにも、化粧下地として使えるものや肌を明るく見せるものもあるので、自分に合う機能を備えた日焼け止めを探してみましょう。
低刺激・高機能な日焼け止めは15/e organicで見つけよう

日焼け止めは肌に直接触れるものであり、毎日使う方も多いアイテムです。
だからこそ、紫外線から肌を守るだけでなく、肌をいたわり、いつでも心地よく使えるものを選びたいですよね。
15/e organicでは、毎日安心して使い続けられるように、次の5つの魅力を備えた日焼け止めをそろえています。
- 紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方
- 合成香料・合成保存料・鉱物油・シリコンなど、肌に負担をかける成分をカット
- 植物由来の美容成分や保湿成分を配合
- クリーム、ミルク、パウダーなど、好みや使い心地で選べるタイプ展開
- 肌へのやさしさと防御力の両立
ここからは、15/e organicで選べる日焼け止めについて紹介します。
【Natures for】UVスキンケアミルク SPF24・PA+

管理栄養士ポイント!
Natures forの日焼け止めは、紫外線吸収剤だけでなく、合成界面活性剤やシリコン、合成防腐剤など、肌への負担となる成分を一切使用していません。
一方で、日焼け止めの78%に植物由来の美容成分を配合しており、スキンケアのような感覚で使えます。
伸びがよくて白浮きしにくく、石けんで簡単に落とせるため、毎日気軽に使えるのもうれしいポイントです。
肌が敏感で、乾燥も気になる方におすすめしたいアイテムです。
【amritara】オールライトサンスクリーンクリーム SPF29 / PA+++

管理栄養士ポイント!
amritaraのオールライトサンスクリーンクリームは、紫外線吸収剤を一切使わない、ノンケミカル処方の日焼け止めです。
自然由来の2種類のミネラルで紫外線をカットしながら、肌を美しく整えます。
美容クリームにも使用されている植物オイルやセラミドNPなどの保湿成分を配合し、紫外線から守りながら肌にうるおいを与えます。
敏感肌や乳幼児を対象としたテストをクリアしているため、小さな子どもと一緒に使っても安心です。
【amritara】ライス&グレープ ラディエンスクリーム SPF12 PA++

管理栄養士ポイント!
amritaraのライス&グレープ ラディエンスクリームの特徴は、植物の力で紫外線から肌を守ること。
植物が自然環境から身を守るために作り出すポリフェノールを活用し、紫外線を防いでいます。
さらに、米麹エキスや日本山ぶどうの樹液が肌にうるおいを与え、天然の色素成分がくすみ肌を整えます。
美容液を使うような感覚で、肌をいたわりながら紫外線を防ぎたい方にぴったりの日焼け止
【amritara】オールライトサンスクリーンパウダー SPF38 / PA+++

管理栄養士ポイント!
こちらは、amritaraがお届けするパウダータイプの日焼け止めです。
紫外線吸収剤を一切使用せず、自然由来のミネラルが紫外線を反射してダメージを防ぎます。
自然に明るい肌を演出できるので、メイクの仕上げやハイライトとしても活躍します。
肌の負担になりにくい軽やかな使い心地で、外出先での付け直しも簡単です。
肌を美しく見せながら紫外線を防ぎたい方に最適なアイテムです。
15/e organicの日焼け止めは、紫外線によるダメージを抑えながら、肌に寄り添うやさしい処方が魅力です。
毎日心地よく使える日焼け止めを求めている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
日焼け止めの正しい使い方

日焼け止めを正しく使えていなければ、紫外線から肌を守る効果が十分に得られない可能性があります。
肌を守るために大切なポイントは、次の4つです。
- 使用量を守る
- 1年中使う
- こまめに塗り直す
- 丁寧に落とす
「もったいないから」といって、日焼け止めを少量しか塗らないのは避けたいところです。
肌を紫外線から守るためには、定められた使用量をきちんと塗りましょう。
また、紫外線対策が必要なのは、日差しが強い夏だけではありません。
紫外線は季節を問わず降り注いでおり、1年を通して対策が必要です。
さらに、日焼け止めは汗や衣服のこすれで少しずつ落ちていくため、2〜3時間を目安にこまめに塗り直すことも大切です。
加えて、肌にやさしい日焼け止めでも、1日の終わりにはしっかり落とす必要があります。
クレンジング剤を使って丁寧にオフし、肌をいたわりましょう。
毎日使うからこそ、やさしさと守る力を両立した日焼け止めを

日焼け止めは紫外線を防ぐ力だけでなく、肌へのやさしさにもこだわりたいもの。
低刺激でありながら肌を守れる日焼け止めなら、敏感肌や乾燥肌の方でも安心して紫外線対策ができます。
15/e organicでは、「肌へのやさしさ」と「紫外線から守る力」を両立した日焼け止めをご用意しています。
自分のパートナーとなる日焼け止めを見つけ、紫外線から肌を守りながら、心地よい毎日を過ごしましょう。
まとめ
- 日焼け止めを選ぶ際は、肌へのやさしさ、SPFとPA、機能性に着目する
- 紫外線から肌を守るためには、日焼け止めを正しく使うことが重要
- 低刺激で肌を守れる日焼け止めを探すなら、15/e organicがおすすめ
店舗情報

15/e organic 表参道店
- 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目42-1
- アクセス:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」B2出口より徒歩5分
- 営業時間:11:00~20:00
- 定休日:年末年始
【記事の執筆者】

15/e organic
管理栄養士
HISAO
フィフティーンオーガニックで管理栄養士×ライターを担当。
オーガニックの魅力をはじめ、日々の生活に役立つ健康・栄養情報を発信しています。読者の皆様が1つでも、「そうなんだ!」という新しい気付きや発見のある記事をお届けします!
【記事の監修】

15/e organic
栄養士
OKAYU
フィフティーンオーガニック表参道店でコスメや食品の接客を担当。
「一人でも多くの方に健康と美しさを届けたい」 その思いを胸に、15/e organicで活動しています。栄養や美容に関する知識を活かし、皆さまに安心してご使用いただける製品を提供し、健康的な美しさを全力でサポートさせていただきます。