監修 : SUGI
梅雨の不調に負けない!紫外線&むくみ対策におすすめの栄養素と摂り方

梅雨の空は曇りがちですが、紫外線には真夏と同様に注意が必要です。
この時期に紫外線対策を怠ると、肌にダメージが蓄積され、シミやシワの原因になることがあります。
また、天気が悪い日が続くと、体のむくみが気になる人も多いのではないでしょうか。
実は梅雨の時期こそ、健康や美容に気を配ることが大切です。
この記事では、梅雨の季節に気をつけたい紫外線とむくみについて、体の内側からケアする栄養素とその上手な摂り方を紹介します。
目次
- 6月の紫外線が与える肌への影響
- 梅雨時期に起こるむくみの原因
- 紫外線&むくみ対策におすすめな栄養素
- 梅雨の不調を手軽にケアするなら「にんじんジュース」がおすすめ
- 体にやさしい習慣で、梅雨の不調を和らげよう
- まとめ
6月の紫外線が与える肌への影響

梅雨の時期は曇りや雨の日が多く、紫外線の量は少ないと思っていませんか?
実は、梅雨のシーズンである6月の紫外線量は、晴れの日が多い5月と同程度。
さらに意外なことに、残暑厳しい9月よりも紫外線量は多いため、天気が悪くても紫外線対策が必要です。
紫外線を浴びた肌は日焼けを起こしますが、肌への影響はそれだけではありません。
紫外線には、波長が異なるUVAとUVBが存在し、それぞれが肌に異なるダメージを与えます。
波長が長いUVAは肌の奥にある真皮層に到達し、肌のハリや弾力を低下させ、シワやたるみの原因になります。
一方で、波長がやや短いUVBが引き起こすのは、シミやそばかすです。
UVBが肌のメラノサイトという細胞を刺激すると、シミやそばかすのもとになるメラニン色素が作られます。
通常、メラニン色素は肌のターンオーバーにより排出されるため、定着することはあまりありません。
しかし、色素が過剰に作られたり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、肌に色素が沈着してシミやそばかすになることがあります。
したがって、ハリのある美しい肌を保つためには、梅雨の時期でも紫外線対策を行うことが重要です。
梅雨時期に起こるむくみの原因

梅雨の時期は「体がむくみやすい」と感じる人も少なくないでしょう。
そもそも「むくみ」とは、皮膚の下にある組織に余分な水分がたまっている状態を指します。
梅雨の時期に体がむくみやすくなるのは、自律神経の乱れと湿度の高さが関係していると考えられています。
自律神経とは、血圧や心拍数、体温、消化など、体のさまざまな機能を自動的に調整する神経系です。
梅雨のように天気が不安定で気圧が低くなると、自律神経がうまく働かなくなることがあります。
その影響で体内の水分バランスが崩れ、皮膚の下に水分がたまることで、むくみが生じるのです。
また、梅雨特有の高い湿度により体内の水分がスムーズに代謝されないことも、むくみを引き起こす原因になります。
紫外線&むくみ対策におすすめな栄養素

梅雨の時期の悩みに対しては、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守るように、体の外側からアプローチする方法があります。
一方で、体の内側からのケアも大切です。
ここでは、梅雨の紫外線とむくみ対策に役立つ2つの栄養素を紹介します。
β-カロテン
β-カロテンとは、緑黄色野菜の鮮やかな色のもとになる色素成分です。
体に取り込まれたβ-カロテンは、必要に応じてビタミンAに変換されますが、一部はβ-カロテンのままで利用されます。
β-カロテンの特徴は、活性酸素の発生を抑えたり、除去したりする抗酸化作用があることです。
活性酸素とは、呼吸により取り込んだ酸素の一部が変化したものであり、紫外線を浴びることでも増加します。
肌に生じた活性酸素はメラノサイトを刺激し、メラニン色素を過剰に作らせて、シミの発生を助長することがあります。
しかし、β-カロテンを摂取すると、抗酸化作用により活性酸素の働きが抑えられるため、シミ対策につながるでしょう。
カリウム
カリウムとは、野菜や果物などに多く含まれるミネラルの一種です。
体内ではナトリウムとバランスをとりながら存在し、細胞の水分量を維持する浸透圧の調整に関わっています。
さらにカリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きもあります。
ナトリウムにはさまざまな役割がありますが、そのひとつが体内に水分をとどめることです。
カリウムの作用によりナトリウムが排出される際に、水分も体の外へ出ていくため、むくみの軽減が期待できます。
したがって、体がむくみやすくなる梅雨の時期には、カリウムの摂取を意識するとよいでしょう。
梅雨の不調を手軽にケアするなら「にんじんジュース」がおすすめ

β-カロテンやカリウムを手軽に摂取するなら、にんじんジュースがおすすめです。
β-カロテンはさまざまな緑黄色野菜に含まれていますが、なかでもにんじんのβ-カロテン含有量は群を抜いています。
にんじんにはカリウムも含まれており、梅雨の悩みに寄り添う野菜といえます。
さらに、にんじんをピューレ状にすると細胞壁が壊れ、β-カロテンを吸収しやすくなるため、ジュースで摂取するのが効率的です。
ジュースであれば忙しくても手軽に飲めて、習慣化しやすいこともポイントです。
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自然栽培で育てられたにんじんは、安全性が高いだけでなく、素材本来の味が濃厚に感じられます。
15/e organicのにんじんジュースで体を内側からケアして、健やかな夏を迎えましょう。
体にやさしい習慣で、梅雨の不調を和らげよう

梅雨の時期は紫外線対策を怠りがちですが、油断をするとシミやそばかすにつながるおそれがあります。
また、気圧の変化や高い湿度は、体のむくみを引き起こすこともあります。
これらの悩みに体の内側からアプローチするなら、にんじんジュースを取り入れてみませんか。
にんじんジュースに含まれるβ-カロテンとカリウムの力で、梅雨を乗り切りましょう。
まとめ
- 梅雨の時期は、肌のシワやたるみ、シミを引き起こす紫外線量が意外に多い
- 体がむくみやすくなるのは、梅雨による気圧の低下や湿度の高さが原因
- 紫外線やむくみ対策に役立つβ-カロテンとカリウムを摂取するなら、にんじんジュースがおすすめ
【記事の監修】

15/e organic
管理栄養士
SUGI
フィフティーンオーガニック表参道店に店運営全般を担当栄養成分の知識と商品の知識に当店の誰よりも深い知識を持っています!一人でも多くの人にオーガニックの良さが伝わるような接客を心がけています!