監修 : SUGI

梅雨の湿気に負けない!髪の広がりを抑える栄養素とおすすめレシピを紹介

美髪になるには?!髪に必要な栄養素を解説

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髪の広がりは、梅雨の時期に感じる悩みのひとつです。

朝のスタイリングがなかなか決まらなかったり、ヘアスタイルが崩れてしまったりと、困っている人も多いのではないでしょうか。

実は、髪の状態は毎日の食事を整えることで、体の内側から改善できる可能性があります。

この記事では、髪の広がり対策に役立つ栄養素と、美髪を育むおすすめのレシピを紹介します。

目次

  • なぜ梅雨は髪が広がるの?
  • 髪を健やかに保つ栄養素と食べ物
  • 髪を内側から整えるおすすめのレシピ
  • 美髪を育む食事は、15/e organicの体にやさしい食材で
  • まとめ

なぜ梅雨は髪が広がるの?

なぜ梅雨は髪が広がるの?コルテックス、目デュラ、キューティクを解説

梅雨の時期に髪が広がりやすくなるのは、湿気によりキューティクルが開いてしまうためです。

髪の毛は、中心部にある「メデュラ」、それを包む「コルテックス」、表面を覆う「キューティクル」の3層で構成されています。

キューティクルは魚のうろこのように重なっており、水に濡れると開く性質があります。

とくに、ダメージを受けたキューティクルは水による影響を受けやすくなるため、湿気が多い梅雨の時期は髪が広がりやすくなるのです。

さらに、髪には自己修復力がなく、一度傷んでしまったキューティクルは再生されることがありません。

そのため、梅雨の時期に髪の広がりを抑えるには、キューティクルの傷みを防ぎ、健やかな状態を保つことが大切です。

髪を健やかに保つ栄養素と食べ物

髪を健やかに保つ栄養素と食べ物(亜鉛、たんぱく質、ビタミンB群、鉄)

健やかな髪を保つには、トリートメントや紫外線対策など外側からのケアだけでなく、内側からのケアも必要です。

ここでは、髪の健康に役立つ栄養素とおすすめの食べ物を紹介します。

たんぱく質

髪は主にたんぱく質で構成されています。

したがって、健やかな髪を育てるためにはたんぱく質が欠かせません。

たんぱく質は皮膚や筋肉、内臓など、体の組織を作る材料にもなるため、髪にまで行き渡らせるには、日頃から十分に摂取する必要があります。

たんぱく質は肉や魚、卵、牛乳、乳製品、大豆製品など、さまざまな食材に含まれています。

これらの食材をバランスよく取り入れて、たんぱく質を積極的に補いましょう。

亜鉛

ミネラルの一種である亜鉛は、200種以上の酵素を構成する成分になったり、ホルモンの合成や分泌に作用したりと、さまざまな役割を担っています。

さらに、亜鉛はたんぱく質の合成にも関わっており、髪の主成分であるたんぱく質「ケラチン」の生成にも欠かせない存在です。

亜鉛を豊富に含む代表的な食べ物には牡蠣がありますが、豚レバーや牛肉、アーモンド、チーズ、納豆などからも摂取できます。

体内に存在する鉄の約70%は、赤血球に含まれるヘモグロビンの構成成分として利用されています。

ヘモグロビンの役割は、肺で取り込んだ酸素を全身に運ぶことです。

そのため鉄が不足すると、髪を作る細胞まで酸素が十分に行き届かなくなり、髪の生育が妨げられる可能性があります。

鉄を多く含む食材にはレバーや赤身の肉、アサリ、大豆製品、小松菜などがありますが、植物性食品に含まれる鉄は吸収率が低めです。

鉄の吸収率を高めるには、ビタミンCを一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミンCが豊富な柑橘類の果汁を加えるなど、工夫して取り入れてみましょう。

ビタミンB群

髪の健康を維持するためにはビタミンB群のサポートが必要ですが、とくに注目したいのがビタミンB2ビタミンB6です。

これらのビタミンには、髪の材料となるたんぱく質の代謝を助ける働きがあります。

そのため、たんぱく質に加えてビタミンB2とビタミンB6を補うことで、髪がスムーズに生育されると考えられます。

ビタミンB2を摂取するにはレバーやチーズ、納豆、アーモンドなど、ビタミンB6は赤身の魚や鶏肉、赤パプリカ、バナナ、玄米などを取り入れるのがおすすめです。

髪を内側から整えるおすすめのレシピ

髪を内側から整えるおすすめのレシピ(納豆と自然薯のねばとろ丼&レンズ豆とかぼちゃのサラダ)

ここでは、髪を健やかに保つための栄養素を効率よく補える、おすすめのレシピを紹介します。

日々の食事に取り入れて、体の内側から髪をケアしましょう。

レンズ豆とかぼちゃのサラダ

直径4〜8mmほどと小さく、丸く平らな形が特徴的なレンズ豆。

日本ではあまり馴染みがないものの、海外では煮込み料理やサラダなどによく使われている食材です。

実は、レンズ豆はたんぱく質や亜鉛、鉄などを豊富に含む、栄養価が高い食材でもあります。

今回はレンズ豆と、ビタミンB6を多く含むかぼちゃを使ったサラダのレシピを紹介します。


【材料(2人分)】

  • レンズ豆(乾燥):50g(ゆでると約120g)
  • かぼちゃ:120g
  • 玉ねぎ:1/8個
  • オリーブオイル:大さじ1
  • レモン汁:大さじ1
  • 塩・こしょう:適量


【作り方】

  • レンズ豆は軽く洗い、10〜15分ほどゆでる。やわらかくなったらざるに上げ、水気を切る。
  • かぼちゃは種を取り、2cm角程度に切る。600wの電子レンジで1分30秒〜2分ほど、やわらかくなるまで加熱する。
  • 玉ねぎは薄切りにして水に5分ほどさらし、辛味を抜く。ざるに上げ、軽く水気を絞る。
  • ボウルにオリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうを入れ、よく混ぜ合わせる。
  • 4のボウルに1、2、3を加えて和える。

納豆と自然薯のねばとろ丼

粘りのある納豆と自然薯に、栄養豊富な玄米を合わせた、体の内側から髪をケアするひと品です。

納豆はたんぱく質、ビタミンB2、ビタミンB6が豊富で、自然薯は亜鉛、鉄、ビタミンB6が多く含まれています。

さらに、丼のご飯に玄米を使用することで、亜鉛、鉄、ビタミンB6も補えます。

とろりとした食感で食べやすく、食欲が落ちがちな季節にもおすすめの丼メニューです。


【材料(2人分)】

  • 玄米ご飯:2膳分
  • 納豆:2パック
  • 自然薯:150g
  • 醤油:小さじ1〜2
  • 海苔:適量


【作り方】

  • 自然薯はたわしなどで表面の汚れを洗い落とし、水気をふき取る。コンロの火で軽くあぶってひげ根を取り除く。
  • 1を皮ごとすりおろし、醤油を加えて味を調える。
  • 玄米ご飯を器に盛り、2とよく混ぜた納豆をのせる。仕上げにちぎった海苔を散らす。

美髪を育む食事は、15/e organicの体にやさしい食材で

15/e organicの体にやさしい食材で「美髪を育む食事」農薬・化学肥料不使用

梅雨の時期に気になる髪の広がりを防ぐには、外側からのケアだけでなく、体の内側から栄養を届けることも大切です。

せっかく髪を育む栄養を取り入れるのなら、食材の質にもこだわりたいですよね。

そのような方には、15/e organicがおすすめです。

15/e organicでは、農薬・化学肥料不使用、合成添加物不使用など、食品の選定に厳しい基準を設けています。

そのため、取り扱っている食材は毎日安心して食べられるものばかりです。

15/e organicの体にやさしい食材を取り入れて、梅雨の湿気に負けない美しい髪を育てていきましょう。

まとめ

  • 梅雨の時期に髪が広がりやすくなるのは、ダメージを受けたキューティクルが湿気によって開くため
  • 髪を健やかに保つには、たんぱく質、亜鉛、鉄、ビタミンB群などの栄養素を取り入れることが大切
  • 体にやさしい食材から髪を育む栄養を取り入れるなら、15/e organicがおすすめ

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【記事の監修】

15/e organic管理栄養士 SUGI

管理栄養士
SUGI

フィフティーンオーガニック表参道店に店運営全般を担当栄養成分の知識と商品の知識に当店の誰よりも深い知識を持っています!一人でも多くの人にオーガニックの良さが伝わるような接客を心がけています!

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