監修 : 管理栄養士 HISAO
カシューナッツの栄養と効果は?食べ過ぎやアレルギーの注意点も解説

ソフトな歯ごたえとほんのり甘みのあるカシューナッツ。
実はおいしいだけでなく、鉄分・マグネシウム・ビタミンB1など健やかな毎日を支える栄養素を含んでいることをご存じですか?
この記事ではカシューナッツに含まれる栄養素や、栄養を効率よく取り入れるための工夫について紹介します。
目次
- カシューナッツはどう選ぶ?種類や特徴を比較
- カシューナッツに含まれる栄養とカロリー
- カシューナッツは1日何粒?適量と食べ方の工夫
- アレルギーや残留農薬のリスクは?安全なカシューナッツの選び方
カシューナッツはどう選ぶ?種類や特徴を比較

市販されているカシューナッツは、加工の種類によって「生」「素焼き」「ロースト」「味付き」の4種類に分けられます。それぞれの特徴は下記のとおりです。
生カシューナッツ
しっとりとした食感とクリーミーな甘みが特徴です。
高温加熱していないため、新鮮な状態で食べられます。脂質が酸化せず、栄養素が損なわれない点が魅力です。
素焼きカシューナッツ
生カシューナッツと同様に、油と塩が使用されていません。
生カシューナッツよりもカリッとした歯ごたえや香ばしさがあります。
ローストカシューナッツ
カシューナッツを焼き上げた「ローストカシューナッツ」を選ぶ際は、油や食塩・添加物を使用した製品もあるため注意が必要です。
原材料表示をチェックすることをおすすめします。
味付きカシューナッツ
塩味や甘味が加えられて、そのおいしさが魅力ですが、摂りすぎたくない油や食塩、砂糖が使われています。
ダイエット中の方や健康を気にする方は、日常的に摂ることをおすすめできません。
カシューナッツに含まれる栄養とカロリー

生のカシューナッツ100gのエネルギー量は553kcalと高カロリー。一方でアーモンドよりエネルギーと脂質が少ないことが特徴です。
アーモンドとカシューナッツ各100gあたりの栄養量
| 食品名 | エネルギー(kcal) | 脂質(g) |
|---|---|---|
| アーモンド(乾) | 609 | 51.8 |
| 生カシューナッツ | 553 | 43.9 |
アーモンドよりもエネルギーは56kcal、脂質は7.9gも少ないことが分かりますね。
また、健康や美容に役立つ栄養素が摂れることもカシューナッツの特徴です。
食物繊維、マグネシウム、鉄分を多く含み、中でもビタミンB1はアーモンドの2倍以上!
カシューナッツの持つ栄養素の健康効果について紹介します。
食物繊維
食物繊維は、善玉菌の働きをサポートして腸内環境を整えるため、毎日のスッキリを保ちたい方に欠かせない成分です。
カシューナッツに含まれる食物繊維の多くは「不溶性食物繊維」です。
水分を吸収して便のかさを増やし、お通じをスムーズに促す働きがあるため、健やかな毎日の習慣にぜひ取り入れてみてください。
マグネシウム
マグネシウムは、筋肉の収縮や体温・血圧の調整など、体の正常な働きをサポートする重要なミネラルです。
不足すると足の攣り(つり)やこむら返りが起こりやすくなるほか、長期的な不足は高血圧などの健康リスクを高める原因にもなります。
カシューナッツにはこのマグネシウムが豊富に含まれているため、不足しがちなミネラルを手軽に補うのにぴったりです。
鉄分
鉄分は、全身に酸素を運ぶ働きをサポートし、毎日の元気を保つために欠かせないミネラルです。特に女性は不足しやすく、ふらつきやスッキリしない気分の原因になることも。
サプリメント等による摂取は摂りすぎに繋がることもあるため、カシューナッツのような食品から日々の生活の中でこまめに補給するのがおすすめです。
ビタミンB1
糖質をエネルギーとして代謝するために必要なビタミンB1は、カロリーや糖質が気になる時期の食事管理をサポートしてくれる栄養素です。
熱に弱いため、加熱によってビタミンB1の量は減少してしまいます。効率よくビタミンB1を補給したい場合は、加熱していない「生カシューナッツ」を選びましょう。
カシューナッツは1日何粒?適量と食べ方の工夫

1日の摂取目安は18粒
体重増加を防ぎながらカシューナッツの栄養素を取り入れたい場合は、1日に食べる量を調整することをおすすめします。
間食として取り入れる場合の適量は18粒(200kcal)程度です。
健康維持・増進のためには、カシューナッツ以外の脂質や糖質の多い食品の摂りすぎにもご注意ください。
たんぱく質やビタミンCとの組み合わせ抜群!
加熱されていない「生カシューナッツ」はビタミンB1の損失が少ないため、栄養補給に最適!
また、カシューナッツの鉄分は植物性の食品に多く含まれる吸収率の低い「非ヘム鉄」です。非ヘム鉄はたんぱく質やビタミンCと併せて摂ることで鉄分の吸収を高めることができます。
たんぱく質の多い卵・鶏肉・ツナ等とビタミンCの多いピーマン・パプリカを組み合わせたサラダへのトッピングとしてもおすすめです。
アレルギーや残留農薬のリスクは?安全なカシューナッツの選び方

栄養豊富なカシューナッツですが、市販のものは海外から輸入されているものが多く、農薬の残留について一定のリスクがあるため、安全性を気にすることも大切です。
近年では、インドから輸入された生鮮カシューナッツから、健康に影響を及ぼす恐れのある農薬(クロルピリホス)が、基準値を超えて検出されたという事例もあります。
15/e organicでは、独自の選定基準をつくり、肥料や農薬を使用しない自然栽培100%で育てられたカシューナッツを取り揃えています。
「栄養豊富な食品でも、農薬や安全性が気になる。」そんな方に、心から安心して素材本来の美味しさを味わってもらいたい。15/e organicでは、その想いから1つ1つ商品を厳選してお取り扱いしています。
農薬不使用で作られたカシューナッツの味を、ぜひ味わってみてください。
【アフリカンスクエアー】ブルキナファソの有機カシューナッツ ノンロースト 45g
西アフリカ、ブルキナファソの大地で農薬を使わず育てられた、直輸入の珍しいカシューナッツ。ローストしていないため、素材が持つミルクのようなコクと旨味が楽しめます。
詳しく見る >また、カシューナッツについては、2025年度中に食物アレルギー義務化表示対象品目に追加する方針を示しています。
健康的なカラダづくりをサポートする栄養素を豊富に含むカシューナッツですが、アレルギーに注意し、適量を摂ることで健康の維持・増進が期待できます。
ぜひ今日から、毎日の健康習慣にカシューナッツを取り入れてみましょう!
まとめ
- カシューナッツは食物繊維・鉄分・マグネシウム・ビタミンB1を含む
- 1日18粒を目安に、たんぱく質とビタミンCと一緒に摂ろう
- アレルギーに注意しながら、農薬不使用で安心安全なものを選ぼう
15/e organicとは

15/e organic(フィフティーン オーガニック)は、表参道・麻布十番にお店を持つオーガニックスーパーです。自然栽培の食品と天然由来成分100%のアイテムを厳選して皆様にお届けしています。
お店では、管理栄養士・栄養士のスタッフが一人ひとりに接客。
暮らしに寄り添いながら、無理なく続けられるオーガニックライフをご提案しています。
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【記事の監修】

15/e organic
管理栄養士
HISAO
フィフティーンオーガニックで管理栄養士×ライターを担当。
オーガニックの魅力をはじめ、日々の生活に役立つ健康・栄養情報を発信しています。読者の皆様が1つでも、「そうなんだ!」という新しい気付きや発見のある記事をお届けします!




