監修 : 管理栄養士 HISAO
ココナッツミルクの魅力・メリットを徹底解説!おすすめスイーツレシピも紹介

「牛乳や豆乳が飲めない家族がいて、食事作りが大変」と感じていませんか?
牛乳や豆乳の代わりに使える植物性ミルクが増えているものの、「あっさりしていて物足りない」と思う方もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ココナッツミルクです。
まろやかでコクのある味わいが特徴で、料理やスイーツに幅広く活用できます。
この記事では、ココナッツミルクの魅力とメリットを解説し、15/e organicおすすめのココナッツミルクと簡単スイーツレシピを紹介します。
ココナッツミルクを食卓に取り入れて、その魅力を体感してみてください。

- ココナッツミルクが持つ魅力とメリット
- 15/e organicで取り扱っているココナッツミルクの特徴
- ココナッツミルクを使った簡単スイーツレシピ
目次
- ココナッツミルクとは?
- ココナッツミルクの魅力とメリット
- 完全無添加で安心!15/e organicおすすめオーガニックココナッツミルク
- 【おすすめレシピ】葛粉のココナッツミルクプリン
ココナッツミルクとは?

ココナッツとは、日本で「ヤシの木」と呼ばれる植物「ココヤシ」の果実を指します。
ココナッツミルクは、ココナッツの中にある白く固まった部分(固形胚乳)を加工したもの。
見た目はまるで牛乳のように白く、ほのかな甘みとコクのある味わいと、南国をイメージさせる特有の香りが特徴です。
また、ココナッツから作られる加工品は、ココナッツミルクだけではありません。
未成熟のココナッツの中には透明な液体があり、ココナッツウォーターとして親しまれています。
そして、ココナッツの胚乳から抽出される油はココナッツオイルと呼ばれ、料理や肌の保湿ケアに使われています。
このようにココナッツはさまざまな形で活用されていますが、なかでもココナッツミルクは比較的手に入りやすく、使い道も多様です。
ココナッツミルクの魅力とメリット

ココナッツミルクは食卓を豊かにするだけでなく、健康維持にも役立つと考えられています。ここでは、ココナッツミルクの魅力とメリットを3つ紹介します。
乳・大豆を含まない|食物アレルギーに対応可能
ココナッツミルクは、食物アレルギーを持つ方の「代替ミルク」として注目されています。
一般的なミルク(牛乳)の場合、牛乳に対するアレルギーがある方は食べられません。
また、牛乳の代わりによく使われる豆乳も、大豆アレルギーがある場合は摂取を控える必要があります。
しかし、ココナッツミルクはココナッツの果実を原料とするため、牛乳や大豆にアレルギーがある方でも安心して食べられます。
牛乳や豆乳が体質に合わない方、味が苦手な方にもココナッツミルクはおすすめです。
牛乳や豆乳が食べられない家族がいても、ココナッツミルクを活用すれば、同じ料理をみんなで一緒に楽しめます。
カラダにうれしい成分を含む|健やかな体づくりをサポート
ココナッツミルクに含まれる成分のなかでも、とくに注目したいのが中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は脂質の一種ではあるものの、体内ですばやくエネルギーに変わり、体に蓄積されにくいと考えられています。
通常、脂質は小腸で消化・吸収されると脂肪組織や筋肉に蓄えられ、必要に応じて肝臓で分解されてエネルギーになります。
一方で、中鎖脂肪酸は小腸から直接肝臓へ運ばれてエネルギーに変わるため、体に蓄積されにくいのです。
中鎖脂肪酸の摂りすぎは、もちろん肥満の原因となります。
しかし、適量をうまく食事に取り入れると、健康的な食生活をサポートする存在として活躍するでしょう。
自然な甘味とコクがある|満足できる味わい
ココナッツミルクには、植物性とは思えないほどのリッチな味わいがあります。
「植物性ミルクはあっさりしていて物足りない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、ココナッツミルクは適度な脂質が含まれるためコクがあり、満足感のある豊かな風味を楽しめます。
ココナッツミルク自体の甘みを活かせば、料理やスイーツに加える砂糖の量を減らせることもうれしいポイントです。
機能性だけでなくおいしさにもこだわりたい方は、ぜひココナッツミルクをお試しください。
無添加で安心!15/e organicおすすめオーガニックココナッツミルク

牛乳や大豆にアレルギーがあっても食べられて、健康を支える成分も含まれているココナッツミルク。
ただし市販のココナッツミルクは、見た目を白くする漂白剤や、分離を防ぐ乳化剤などの食品添加物が使用されていることがあります。
15/e organicでは、誰でも安心して食べられる、無添加・無漂白のココナッツミルクを用意しています。
原料として、自社独自の厳しい基準を満たした有機ココナッツだけを使用しているのもポイントです。
ここでは、15/e organicおすすめのココナッツミルクと、料理やスイーツのトッピングにぴったりなココナッツフレークを紹介します。
【COCOLON】オーガニックココナッツミルク

管理栄養士ポイント!
COCOLONのココナッツミルクには、漂白剤や乳化剤、防腐剤などの食品添加物が一切使われていません。
原料のココナッツは農薬や化学肥料を使わずに有機栽培されており、小さな子どもが食べても安心です。
さらに、缶詰タイプで長期保存が可能なため、買い置きにも便利です。
使用されている缶は「BPAフリー缶」と呼ばれ、環境ホルモンの一種であるBPAが溶け出す心配がありません。
容器にまで食べる人への思いやりが感じられる、カラダにやさしいココナッツミルクです。
【COCOLON】オーガニック ココナッツフレーク

管理栄養士ポイント!
ココナッツフレークとは、ココナッツの果実の胚乳を削り、小さな薄い板状に加工したもの。独特のさっくりとした食感と、ほのかな甘い香りが魅力です。
ケーキやドーナツといったスイーツの材料や、サラダやスープ、カレーのトッピングに利用すると、南国の風味を手軽にプラスできます。
COCOLONのココナッツフレークの特徴は、有機ココナッツを使用し、完全無添加で作られていることです。
そのため、小さな子どものお菓子にも安心してお使いいただけます。
【おすすめレシピ】葛粉のココナッツミルクプリン

幅広い料理に活用できることは、ココナッツミルクの魅力のひとつ。スープやカレー、煮込み料理のほか、スイーツ作りにもぴったりです。
ここでは、ココナッツミルクを使ったプリンのレシピを紹介します。
砂糖の代わりに甘酒を加え、葛粉で固めているため、トッピングはあずきやきなこ、黒蜜などの和の素材もよく合います。
お好みのトッピングを用意して、ぜひ作ってみてください。
材料(作りやすい量)
- ココナッツミルク:200ml
- 甘酒:100ml
- 葛粉:大さじ2
- 好みのトッピング:フルーツ、あずき、きなこ、黒蜜など
作り方
- 鍋にココナッツミルク100mlと葛粉を入れ、葛粉が完全に溶けるまでよく混ぜ合わせる。
- 残りのココナッツミルクと甘酒をすべて加え、混ぜ合わせる。
- 鍋を弱めの中火にかけ、ヘラで混ぜながら加熱する。
- 鍋肌から固まってきたら弱火にする。全体にとろみがついたら混ぜながら1分ほど加熱し、火を止める。
- 器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。好みのトッピングをのせて完成。
ココナッツミルクは、健康面のメリットと、おいしさの両方を兼ね備えた食材です。
さらに、食品添加物を使用していない有機ココナッツミルクであれば、安心して日々の料理に活用できます。
いつものレシピに有機ココナッツミルクを取り入れて、その味わいを楽しんでみてください。
まとめ
- ココナッツミルクは乳や大豆を含まないため、食物アレルギーを持つ方でも安心して食べられる
- ココナッツミルクには中鎖脂肪酸やカリウムが多く含まれており、健康維持に役立つ
- ココナッツミルクには自然な甘みとまろやかなコクがあり、植物由来のミルクでも十分な満足感が得られる
店舗情報
15/e organic 表参道店
- 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目42-1
- アクセス:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」B2出口より徒歩5分
- 営業時間:11:00~20:00
- 定休日:年末年始
【記事の監修】

15/e organic
管理栄養士
HISAO
フィフティーンオーガニックで管理栄養士×ライターを担当。
オーガニックの魅力をはじめ、日々の生活に役立つ健康・栄養情報を発信しています。読者の皆様が1つでも、「そうなんだ!」という新しい気付きや発見のある記事をお届けします!