監修 : 管理栄養士 SUGI

食べる目薬!?アントシアニン豊富な黒色食材を多く摂って眼精疲労を克服!

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日本人の約7割が、目の悩みを抱えていると言われています。
目がしょぼしょぼする、目の奥が重たい、目がゴロゴロする、視界の一部がぼやけて見える、ピントが合わない…
同じ疲れ目・かすみ目でも症状は様々です。

今日の記事ではそれらを一挙に解決してくれる目のヒーロー的な栄養素「アントシアニン」の知られざる効果と、抗酸化パワーのメカニズムをひも解きます!アナタの目をすっきりさせる、簡単・手軽に続けられる毎日アントシアニン食生活もご紹介します!

目次

  • “疲れ目” ってどういう状態?
  • 食べる目薬?!アントシアニン
  • アントシアニンを多く含む食品
  • アントシアニンを日常的に摂るコツ

“疲れ目” ってどういう状態?

長時間のスマホの使用や仕事でのパソコン操作は、目が疲れる、目が乾く、目がかすむ…といった目の悩みにつながります。
目には、外部の光を刺激として受け取り、脳へ伝達する網膜という組織があります。
網膜はカメラで言うところの「目にはいったモノを写し出すフィルム」のはたらきをしています。

この時に光を検知して目の神経に伝えるのが、網膜にある細胞の中にある「ロドプシン」という成分です。
ロドプシンは体内でつくることができる成分ですが、目を酷使すれば、その分ロドプシンは分解されていきます。
そして再合成が追いつかず、ものが見えにくい状態“疲れ目”となっていきます。

“疲れ目”の悩みが慢性化すると、十分な休息を取っても治らず、いつしか頭痛や肩こりといったカラダの不調へと悪化していきます。
この状態は「眼精疲労」と呼ばれ、生活の質と健康を次第に害していくので、目の疲れを溜めない予防が大切なのです。

眼の疲れを留めない。それはつまり、このロドプシンがたくさん作れる目であればいい。
そして、それこそが「見える目」ということになり、あなたの生活をより豊かにしてくれることでしょう。

ではどんな栄養素をとればよいのでしょうか?

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食べる目薬?!アントシアニン

「ロドプシン」の合成を促す働きのある栄養素として「アントシアニン」があります!
アントシアニンは、青や紫、赤の色の成分として野菜などに多く含まれるポリフェノールの一種です。

植物が紫外線から身を守るために蓄えられる抗酸化成分であり、これを食べることで人間のカラダに対しても抗酸化作用を高めることが知られています。
特に目の働きに効果を発揮し、目が「モノを見る」ために必要なロドプシンの合成を促す働きがあります。

繰り返しますが、このロドプシンがたくさん作れる目ほど「見える目」ということです!

アントシアニンには目にあるような細い血管の流れを良くする効能もあり、血流を良くすることで目の全体の筋肉の緊張をほぐし凝り固まった疲れ目のピント調節のお悩みも改善してくれるのです。
目に一石二鳥の効果が期待できるアントシアニンは、まさに「食べる目薬」なのです!

アントシアニンの抗酸化作用は、目の老化も防いでくれます。
眼球が硬くなり、弾力を失ってピントが合いづらくなる老眼や、紫外線ダメージによる眼球のにごりや視神経の傷つきによってモノが見えにくくなる白内障や緑内障といった眼病予防にも効果があると言われています。
つまりアントシアニンの抗酸化パワーは、アナタの瞳の加齢までも食い止め、いつまでも若いキラキラ目のままに保ってくれるのです!

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アントシアニンを多く含む食品

ブルーベリー、なす、紫キャベツ、紫たまねぎ、赤じそ、黒豆、黒米、黒ゴマ、お酒であればワインです!

POINT!!!
オーガニックだとさらに良い!!!

強い紫外線が当たった植物ほどアントシアニンが増えやすく、人口的に作られた温度環境で栽培されたものよりも、天然に近い環境、つまり外の畑でつくられたのものの方が強い紫外線があたるので、アントシアニンの含有量が多いと言われています。
食材を選ぶ際はその栽培方法も見て、自然栽培のようなより自然に近い育てられ方をしたものを選ぶとよいでしょう!!

15/e organicのお野菜も果物もすべて自然栽培です!
同じお野菜でもより一層アントシアニンが含まれていることが想定できるでしょう!

4月と5月では以下のお野菜がおすすめです!
よければぜひ店頭でお買い求めください!
お野菜のセット販売もしております!

紅くるり大根

千葉県産

紅くるり大根

金時人参

和歌山県産

金時人参

赤ねぎ

茨城県産

赤ねぎ

ちょっとだけ豆知識も!
秋の風物詩もアントシアニンの色なのです!
秋といえば紅葉のシーズン。
実はあの鮮やかな”もみじの色”もアントシアニンです。
春夏の季節では緑色の葉っぱですが、日照時間が短い秋冬の季節では光合成をする機会も減り、次第にその色が薄くなっていきます。

そのタイミングで木は鮮やかな赤色のアントシアニンを作り出すことで、抗酸化作用で落葉前のデリケートな葉を紫外線から守っていると言われています。

アントシアニンを豊富に含むおススメ商品

ナスの煮浸し、紫キャベツのサラダ…目のために毎日のおかずで毎回アントシアニン食品を選び、調理して、食べることは大変です。
そこで、毎日の食生活に、手軽にアントシアニンが摂れる〈15/e organicおすすめ商品〉を2つご紹介します! 

①自然栽培のブルーベリーでつくるアントシアニンそのままのご馳走スムージー
「ブルーベリーとグァバのスムージー」

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アントシアニンの代名詞であるブルーベリー丸ごとをそのままスムージーした15/e organicで大人気のオール自然栽培の原材料でつくるスムージー商品。
砂糖は一切使わず、栄養価の高いグァバと甘酒をブレンドすることで、やさしい甘さが口いっぱいに広がります。

②ドリンクに、お餅に、ささっとスプーン1杯のアントシアニン
「十勝きなこ 黒千石大豆 80g【折笠農場(オリカサノジョウ)】」

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生産量が非常に少ない希少な黒千石大豆を丸ごと贅沢に挽いた珍しい「きな粉」です。
黒豆自体にも多く含まれているアントシアニンですが、希少品種である黒千石の濃く黒い種皮には、なんとその2倍も含有があります!
摂りたい時に、ささっとお餅にかけたり、スムージーに一杯混ぜてその効果をプラスするのがおすすめです。入れることで、ほのかに甘い香ばしさが付与され、美味しさもアップします!

SNSやペーパーレスの今の時代、現代人の7割が何かしらの目の不調・悩みを抱えていると言われています。
もはや現代病とも言える“疲れ目” に、アントシアニンはもはや欠かせない栄養素です。

100年時代と言われる私たちの長い人生、目にひと口のアントシアニンで、素敵な未来を見続けましょう♪

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【記事の監修】

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15/e organic
管理栄養士
SUGI

フィフティーンオーガニック表参道店に店運営全般を担当栄養成分の知識と商品の知識に当店の誰よりも深い知識を持っています!
一人でも多くの人にオーガニックの良さが伝わるような接客を心がけています!

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